・WSL(Windows Subsystem for Linux)導入手順

１.アプリ"コマンド プロンプト"を起動して以下のコマンドを実行、その後PCを再起動する

　C:\Users\XXXXX>wsl --install -d Ubuntu

２.以下をPCにダウンロードする。https://github.com/~CentOS8.zipからダウンロードする。
　"rootfs.tar.gz"を7-zipで解凍して"rootfs.tar"を取り出す

　- CentOS8 (CentOS8.zipを解凍したフォルダ)

　- rootfs.tar (CentOS8.zipに内包されているrootfs.tar.gzを解凍したファイル)

　- CentOS8_install.bat (手順３のコマンドを実行するバッチファイル。C:\Users\XXXXX 配下に置く)

３.アプリ"エクスプローラー"のアドレス欄に以下のファイルパスを入力してダウンロードしたものを配置する(XXXXXの部分はWindowsログイン時のユーザー名)

　- CentOS8　→　C:\Users\XXXXX\AppData\Local\Packages　※AppDataは隠しファイルであるため「表示」→「隠しファイル」にチェックする

　- rootfs.tar　→　C:\Users\XXXXX

　- CentOS8_install.bat　→　C:\Users\XXXXX

４.アプリ"コマンド プロンプト"を起動して以下のコマンドを実行する。または C:\Users\XXXXX 配下に置いたCentOS8_install.batをダブルクリックで実行する。

　C:\Users\XXXXX>wsl --import CentOS8 C:\Users\XXXXX\AppData\Local\Packages\CentOS8 C:\Users\XXXXX\rootfs.tar --version 2

　※"CentOS8_install.bat"が正しく実行された場合、４～７までの手順は不要。また、Ubuntu等既存のWSL環境がある場合に実行する

５.ディストリビューションの一覧とバージョン情報を確認する

　C:\Users\XXXXX>wsl -l -v

６. WSL の CentOS8 を起動する(-d CentOS8 とするのは、他のディストリビューションがあるため)

　C:\Users\XXXXX>wsl -d CentOS8　//wslのCentOS8を起動。ほかのディストリビューションがある場合に-dオプションを使用

７.プロンプト(左側の表示)が以下のように変わっていたら成功。"logout"でwslから抜ける

　[root@DESKTOP-XXXXXXX XXXXX]# logout

８.ディストリビューション(オペレーティングシステム)を"CentOS8"に変更する

　C:\Users\XXXXX>wsl -s CentOS8

９.ディストリビューションが"CentOS8"に変更されているか確認する

　C:\Users\XXXXX>wsl -l -v

１０.おまけ(ディストリビューションを削除する)

　C:\Users\XXXXX>wsl --unregister Ubuntu

１１. WSL 起動コマンド

　C:\Users\XXXXX>wsl

１２. WSL に必要なパッケージをインストールするためにwsl_CentOS8_setting.shをダウンロードする

１３. wsl_CentOS8_setting.sh を CentOS8 の /usr/local/bin 配下に入れて、以下のコマンドを順番に実行する

　[root@DESKTOP-XXXXXXX ~]# cd /usr/local/bin

　[root@DESKTOP-XXXXXXX bin]# chmod 755 wsl_CentOS8_setting.sh

　[root@DESKTOP-XXXXXXX bin]# wsl_CentOS8_setting.sh

※ wsl_CentOS8_setting.sh の処理は数分掛かる。画面に以下の文字が表示されたらインストール完了

　Complete!

　attention: bc which sudo wget make installed!

・WSL(CentOS8)をアンインストールする場合

１.以下をPCにダウンロードして指定のファイルパスに配置する。

　- CentOS8_uninstall.bat　→　C:\Users\XXXXX

２.CentOS8_uninstall.batをダブルクリックして実行する